一陸技の勉強で、最初にやりがちな失敗があります。
それは「ちゃんと理解しようとする」こと。
正直なところ、一陸技は理解しなくていい試験です。答えを覚えて、解法を覚えて、それだけで合格できます。
僕自身、無線関係の仕事をしていますが、初めて一陸技の問題を見たときに「何これ、全然わからん」と思いました。業務知識と試験の内容は、ほとんどリンクしていないんです。
この記事では、なぜ「理解しようとしない方がいい」のか、そして具体的に何を暗記すればいいのかを説明します。
一陸技は理解する試験ではなく、パターンを覚える試験。答えと解法を丸暗記するだけで合格できます。
理由①:理解しながら勉強すると時間がかかりすぎる
一陸技の難易度は、大学の電気工学系の卒業レベルといわれています。
基礎から積み上げて「ちゃんと理解」しようとすると、参考書ベースで約890時間かかる計算になります。
社会人が仕事しながらこれをやるのは、かなりキツいです。仮に時給2,000円で計算すると、178万円分の時間を消費することになります。
でも、過去問の暗記に絞れば30〜40時間で合格圏内に入れます。同じ問題や似た問題が繰り返し出るので、答えを覚えてしまえばいいんです。
理由②:試験の知識は仕事でほぼ使わない
僕は無線関係の仕事をしていますが、一陸技の問題で出てくる計算や理論は、実務でほぼ使いません。
職場の同僚も、他業種で一陸技を持っている人も、みんな同じことを言います。「試験で出てきた内容、仕事では全然使わない」と。
「業務に必要だから理解しておきたい」という理由がないなら、試験対策に特化した方がはるかに効率的です。
具体的に何を暗記すればいいか
科目によって、暗記の仕方が少し違います。
法規:条文の言い回しをそのまま覚える
法規は、条文の言い回しをそのまま覚えます。選択肢の文章が「正しいかどうか」を判断できればOKです。計算問題はほぼ出ないので、純粋な暗記勝負です。
過去問を繰り返し解いて、正解と間違いのパターンを頭に入れるのが一番早いです。
無線工学(基礎・A・B):「解き方の手順」を覚えるだけでOK
計算問題が出ますが、「解き方のパターン」を覚えるだけでいいです。
公式の意味を理解しなくても、手順を覚えれば解けます。同じ問題か、数字を変えただけの問題が繰り返し出るので、解き方ごと丸暗記するのが最短です。
科目免除を活用して1科目ずつ攻める
一陸技は、合格した科目が次回以降免除されます。
4科目を一気に受けなくても大丈夫です。1科目ずつ集中して勉強する方が、精神的にも楽です。
1科目なら、集中すれば3〜5日間で合格圏内に入れます。仕事しながらでも十分狙えます。
- 基礎から積み上げる必要はない
- 同じ問題・似た問題が繰り返し出る
- 科目免除を使って1科目ずつ進めると楽
- 計算も「解き方の手順」を覚えるだけでOK
最初にこの考え方を知っているかどうかで、勉強の効率がかなり変わります。次のステップとして、具体的な勉強の進め方も確認しておきましょう。
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