一陸技の勉強をまともにやると時間がいくらあっても足りません。
ここでは、とにかく最短で合格するための少しズルい勉強方法を説明します。効率よくやれば二か月程度の勉強時間でも十分合格を狙えます!
やみくも勉強するのではなく、割り切って合格のため必要なことだけやる!
まともに勉強する場合の勉強時間についてはこちらの記事をご覧ください。
本題の勉強方法の前に、まず一陸技試験の出題傾向について説明します。実は一陸技の試験は過去に出題された問題が再度出題されることが多いです。一言一句まるっきり同じ問題も出題されますし、数字などを少しだけ変化させた問題も出題されます。また残念ながら過去に出たことないような問題も一部出題されますが。では過去と同じ問題はどのくらい出るのでしょうか?
平成30年7月期の「無線工学の基礎」を例にし、それぞれの問題を次のように分類します。
- 同一問題 過去に出題された問題とまるっきり同じ
- 類似問題 過去に出題された問題とほぼ同じだけど数字などが一部違う
- 新作/アレンジ問題 全く新しい問題だったり、過去問を大きく変更して出題
※過去とは直近4年間分で確認しています
出題された問題を分類したのが下記のグラフになります。

一陸技の合格点は60%(125点満点中70点)なので、実は過去問を丸暗記するだけで合格点が見えてきます。
以上を踏まえた私が実践した勉強方法を紹介します。
まず勉強を始める前に過去問3~4年分をじっくりと見ます。そうすると何度も繰り返し出ている問題や、少し値などを変えて出題されている問題がわかってきます。先ほど分類した「同一問題」「類似問題」です。基本的に知識問題や物理公式の問題は変えるところが無いので同一問題として繰り返し出ます。一方、計算問題などは値を変えて出題しやすいので類似問題になることが多いです。
まずは過去問を同一問題、類似問題、それ以外の問題に分けましょう。(この分類は時間がかかるのでこのサイトで今後やっていきたいと思います)
そしてそれぞれ以下のように取り組んでください
- 同一問題 何も考えずに答えを覚える、5択の中から正解が選べればそれでOK!
- 類似問題 解法を理解し自分で計算できるようにする(どうしても理解できない問題は捨てる!)
- それ以外 基本的には捨てる(簡単にわかりそうな問題なら答えを出せるようにしておく)
そうすれば、同一問題と類似問題の出題割合である84%分を勉強することができます。
84%を目指して50%くらい実力で解答できれば、あとは何とか合格点まで達することができるかと思います。答えがわからない問題でもこの手法を使えば正解率は上がるので最後の一押しになります。
「答えを覚えるべき問題」「内容を理解する問題」を明確にしそれに集中する!
このサイトでは主に「類似問題」の解法を裏技として紹介していきますのでご期待ください!