一陸技の勉強に必須の過去問集|おすすめする理由を解説

一陸技に合格したいなら、まず優先してそろえたいのは公式の過去問集です。

参考書を何冊も買ったり、高額な講座に申し込んだりする前に、過去問をしっかり回せる状態を作る方が大事です。

私自身、合格までに主に使ったのは、過去問集と「第一級陸上無線技術士試験 やさしく学ぶ 法規」の2冊でした。

法規の参考書については、こちらの記事で詳しく整理しています。

まず優先したいのは公式の過去問集

一陸技の勉強で特におすすめしたいのは、情報通信振興会が出版している公式の過去問・解説集です。

何年分そろえればよいか

迷いやすいのが「どの年度の過去問集を何冊買えばよいか」という点です。

おすすめは、最新刊(直近8期分)を1冊まず購入し、余裕があれば1冊前(その前の8期分)も揃えることです。一陸技の試験は年2回(1月期・7月期)実施されるため、2冊で最大16期分=8年分の問題をカバーできます。

一陸技は同一・類似問題が繰り返し出題されるため、古い年度の問題にも十分価値があります。ただし最初の1冊は必ず最新刊から始めてください。直近の出題傾向が反映されているほか、法規は改正内容が含まれる場合があるためです。

過去問は、ただ答えを覚えるためのものではありません。実際の試験ではどのような聞かれ方をするのか、どの分野が繰り返し出ているのかをつかむための教材でもあります。問題を解いて、解説を読んで、出題のされ方をつかむことが、合格への近道になります。

Webの過去問より紙の過去問集が使いやすい理由

Web上には過去問題や解答を見られるページもありますが、解説がなかったり、PDFだと扱いにくかったりすることがあります。

その点、紙の過去問集は書き込みや見直しがしやすく、勉強用としてかなり使いやすいです。間違えた問題に印をつけたり、気づいたことをメモしたりしながら進められるので、反復学習にも向いています。

巻末の出題傾向分析も役立つ

公式の過去問集の良いところは、問題と解説だけではありません。巻末についている出題傾向の分析もかなり役立ちます。

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どの単元がどれくらい出ているかを整理しやすくなるので、頻出分野を優先して勉強したい人には特に便利です。限られた時間の中で効率よく合格を目指すなら、この情報はかなり使えます。

過去問の出題傾向や、どう使い倒すかについては、こちらの記事でも紹介しています。

科目別の過去問集の使い方

科目によって、過去問集の使い方は少し変わります。

法規

問題文と選択肢をそのまま覚える「暗記中心」のアプローチが有効です。法令の条文は出題パターンが固定されているため、解説を読みながら繰り返し解くことで、選択肢の正誤を瞬時に判断できるようになります。間違えた問題に印をつけ、直前期に集中して見直す使い方が効果的です。

無線工学の基礎

計算問題の割合が高めです。公式を覚えるだけでなく、「この問題ではどの式を使うか」という判断力を養うことが重要です。解説を読む際は数値を変えた別解も自分で試してみると、計算問題の得点力が上がります。

無線工学A・B

理解型・計算型・暗記型の問題が混在しています。まず一通り解いてみて、「計算で解ける問題」「定義を覚えれば解ける問題」「深く理解しないと解けない問題」の3種類に分けながら進めると、時間配分が最適化できます。頻出分野は繰り返し出題されるため、巻末の出題傾向分析と照らし合わせながら優先順位をつけましょう。

まとめ

一陸技の勉強でまず優先したいのは、公式の過去問集です。

  • 問題の出方がつかめる
  • 解説で理解を補える
  • 紙で反復しやすい
  • 出題傾向の分析も活用できる

参考書を増やす前に、まずは過去問集を1冊しっかり使い込むことをおすすめします。

参考書代を抑えたいならKindle Unlimitedも活用できます

過去問集と参考書を揃えると費用がかさむと感じる方には、Kindle Unlimitedも選択肢のひとつです。月額980円の読み放題サービスで、一陸技向けの参考書や問題集が対象になっているものもあります。

以下の記事で一陸技勉強へのKindle Unlimitedの活用法をまとめています。