勉強についての基本的な考え方

まず結論からお話ししたいと思います。

結論

大事なのは、無線工学をちゃんと理解しようとはしない事!

どういう事?と思われたかもしれませんが詳しく説明します。
普通勉強するといえば、基礎から理解して積み上げていくものですが一陸技の勉強はそうしない方がいいです。理由は2つあります。

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1.試験範囲が広く、難易度が高いため理解するには時間がかかる

一陸技試験の難易度は大学の電気工学関係学科卒業程度と言われているため理解をしながら進めていくには非常に時間がかかります。仮に勉強時間を890時間とすると資格の取得自体がわりに合わないです。

一陸技の取得を目指しているのは既に仕事をしている社会人が多いと思います。ご自身の時間を時給換算で考えてみてください。仮に時給2,000円だとして890時間費やす計算だと178万円を消費したのと同じ事になります。貴重な時間をここまで費やすなら他にもっと有意義な時間の使い方があるのではないでしょうか?

2.試験に出る内容が実社会ではほとんど役に立たない

子供のころ、「学校の勉強なんかしたって社会に出たらどうせ使わないのだから役に立たない」と思いませんでしたか?今振り返ると、確かに無駄なものもありましたが仕事の計算に使ったり、教養として人生を豊かにしたり、そんなに無駄じゃなかったと思いませんか。

では、一陸技の勉強も将来役に立つんならしっかり勉強した方がいいじゃないか!と思うかもしれませんが全く役に立ちません。実は私は無線関係の仕事をしていて、世間から見ると無線のプロとして見られています。そんな無線のプロが初めて一陸技の問題を見た時に全くと言っていいほど分からなかったです。つまり問題を解くための知識は業務には全く直結しないということです。これは同僚に聞いても一陸技を持っている他業種の人に聞いてもみな同じような感想を持っていました。

じゃあどうすれば言いかというとそれは暗記です!
答えを丸暗記したり解法を覚えたりするだけで十分合格できます。一陸技の試験は合格した科目は今後免除されるので、時間に余裕があるのであれば一教科ずつ取り組むと非常に楽になります。一教科だけなら3日間くらいの勉強でも十分に合格は狙えると思います。

まとめ

理解しようとせずに、答えや解法の暗記に徹しましょう!