免許の申請期間

出典:第一級陸上無線技術士国家試験(平成28年1月)

無線局免許の申請の期間に関する問題で免許の有効期間と合わせて出題されます。
有効期間に関してはこちらの記事で解説しています。

申請期間については無線局免許手続規則第18条に記載されています。

無線局免許手続規則 第18条(申請の期間)抜粋

第十八条 再免許の申請は、アマチュア局(人工衛星等のアマチュア局を除く。)にあつては免許の有効期間満了前一箇月以上一年を超えない期間特定実験試験局にあつては免許の有効期間満了前一箇月以上三箇月を超えない期間その他の無線局にあつては免許の有効期間満了前三箇月以上六箇月を超えない期間において行わなければならない。ただし、免許の有効期間が一年以内である無線局については、その有効期間満了前一箇月までに行うことができる。

3種類の免許について申請の期間が記載されており簡単にまとめると以下になります。

再免許の申請は、有効期間満了前の次の間に行わなければならない。

アマチュア局1~12ヶ月前
特定実験試験局1~3ヶ月前
その他無線局3~6ヶ月前

問題のAとBは免許の有効期間の記事で説明しましたが、「5年を超えない範囲」と「当該放送の目的を~」が正解になります。
②の固定局、陸上無線局上のどの無線局に該当するかというと、その他の無線局に該当するので3~6ヶ月前が正解になります。

答え 「1」