主任無線従事者の講習

出典:第一級陸上無線技術士国家試験(平成30年1月)

主任無線従事者の講習に関する問題です。この問題も出題されるポイントは決まっているので簡単に済ましてしまいましょう。

覚えるポイントは3つ!

主任無線従事者は無線資格を持っているのになぜ講習を受けなければならないのでしょうか?それは主任無線従事者制度という制度があり、この制度では主任無線従事者の監督の下であれば無線資格を持たない人も無線の操作をすることができる事になっています。

仮に主任無線従事者しか無線の操作をしてはいけなければ、365日24時間ずっと無線設備を無休で操作しなければいけない場合も出てきますよね。だからちゃんと監督していれば他に実際に操作する人を何人も用意して運用できることになっています。

よって主任無線従事者講習では、無線を操作する方法とかではなく素人をきちんと監督する方法を学ぶことになります。

この主任無線従事者講習は受ける時期と有効期間が決まっていて、主任無線従事者に決まってから6か月以内に受けなければならず、受けた後は5年間有効となっています。

これを踏まえて試験に出るところをまとめると次のようになります

  • 講習の内容は「操作の監督」に関して
  • 講習は主任無線従事者になってから6ヵ月以内に受ける
  • 講習の有効期間は5年間

この3つの事だけ覚えれば大丈夫です。問題を見てみると特にひねりもなくそのまま聞かれています。試験の年度によって文言などが若干異なることがありますが聞かれることは一緒です。

まとめ

3つの要点を覚えましょう

答え 「2」