出典:第一級陸上無線技術士国家試験(平成30年1月)
オシロスコープのプローブに関する問題です
試験にでる減衰比は「10:1」のみ
試験ではプローブの減衰比が「10:1」のものだけしか出ません
実際には減衰比が100:1の物など様々なものがありますが、基本的にはプローブの減衰比は10:1が一般的なため試験もこの比率の問題だけになっています
そういうわけなので、理屈的なところは気にせず解法を覚えてしまうだけで簡単に問題は解けてしまいます
減衰比が10:1のとき限定で以下のルールが成り立ちます
R〇:R△ = 9:1
C〇:C△ = 9:1
まず、抵抗Rについてですが問題からわかるのはR0=1[MΩ]です
そしてR1の候補は6[MΩ]と9[MΩ]ですが、先ほどの9:1の比率になるものとなると
R1:R0=9:1になりますので9[MΩ]が正解になります
同じようにコンデンサCについては、問題よりC2=72[pF]となっているので
72:C1=9:1 となるものが答えになります
よってC1=8[pF]が正解です
答え
「5」