出典:第一級陸上無線技術士国家試験(平成29年7月)
無線従事者規則、第50条・51条に関する問題で法規の問題ではかなり出題率が高い問題です。
法規の問題は覚えてしまうしかないのですが、法令すべてを覚えるのは効率が悪いので問題に出る部分だけに絞ります。
「住所変更」「10日」の2つのキーワードに注目して覚える!
結論から言うと次の2つだけ意識して覚えてください
- 10日と決められているのは、免許が取り消けされた時と、無くした免許証を発見した時
- 住所変更の時は、それを証明する書類は必要ない
では問題をもう一度見てみると、10日というキーワードが入っているのは選択肢2・3・4です。
2:免許が取り消された時・・・「正しい」
3:変更が生じたとき・・・「誤り」
4:無くした免許証を発見した時・・・「正しい」
これだけ覚えているだけで3が誤りだとわかります。
さらに、もう一つのキーワード「住所変更」についても見てみましょう、選択肢3に入っていますね。
住所変更の時に住所変更を証する書類が必要となっていますのでやはり3は誤りです。
では他の年の問題も見てみましょう。
ではキーワードに注目してみると、まず3の「10日」ですがこれは免許を取り消された時だから10日で正しいです。次に4の「住所変更」は住所変更を証する書類が必要となっているので、この4は間違いです。この問題は正しい選択肢を求めるので3が正解になります。
正解「3」