マクスウェルの方程式 その2

出典:第一級陸上無線技術士国家試験(令和元年7月)

マクスウェルの方程式の問題には出題パターンがいくつかありその一つを紹介します。他に良く出題されるパターンは↓になりますので、まだお読みでない方はこちらのほうからお読みください。

このマクスウェルの方程式の問題もアレンジ無しなので解答を覚えるだけ

こちらの問題も回答を覚えるのが手っ取り早いです。上記記事のパターンと答えがほとんど一緒なので、合わせて覚えてしまえば効率が良いです。

上記の記事で説明した、これが答えになるので覚えましょう!と示した「回転(rot)」、「jωμの符号は-」はこの問題でも成立します。つまりA:rot C:-jωμが答えになります。残ったBに関しては答えを覚えても良いのですが、実はこの法則によりBの答えを知らなくても正解の選択肢を導き出せます。

選択肢を少数派と多数派に分けると、Aの「rot」は多数派、Cの「-jωμ」も多数派なので、Bも多数派になることは極めて可能性が低いです。なので少数派の「ρ+jωε」が正解になります。

まとめ

覚えることは類似問題と同じなのでセットで覚えましょう!